乗り物酔いがひどい。自宅に車があったことがない。ひどいと地下鉄でも酔う。
シャトルバスで15分ほどの2箇所の地域がいわゆるフィンドホーンであることは前出。定員16人の小さなバスは田舎の舗装道路を走るとかなりの揺れ。運転手は交替でたくさんいるが結構おじいちゃんが飛ばしたりする。ブレーキが荒かったり、カーブで振られるとダメなんだってば〜!とにかく可能な限り2人分席を取り、横になって乗っていた。
ある日の遠足、クラス四人がベラの車で15分ほど走ったが助手席で思わず「これはいつものシャトルバスと同じ道ですか」と聞いてしまったほど走行が滑らか。オー、ユーアーグッドドライバー!と言ったらかつて車の運転をお仕事にしていたことがあるそうです。これなら大丈夫、長く乗っても酔わない。
この良いイメージが強烈にインプットされ、次にバスに乗った時に最初から普通に座ってみたところ、平気でした。皆さん降りる時にドライバーに「サンキュー、リチャード」などと名前つきでお礼を言うので「リチャードは大丈夫」と一人ずつ覚えて、ヤバい人をチェックしようとしたものの、そのうち忘れてしまいました。
かくて今週の頭から、バス通勤で「ザ・パーク」のキッチンで働きながら滞在しております。
2011年3月、震災を経験した直後にイギリスはスコットランド、フィンドホーンに行って来ました。観光ビザの最大限、半年間の記録です。Learning English のコース修了後、お金を払って働きながら滞在するコースへ。英語はままならずスピリチュアルなバックグラウンドもないまま、見聞きしたことを現在形の文章で書き綴っています。
2011年4月30日土曜日
2011年4月26日火曜日
英語の授業について
先生ではなくフォーカライザー「焦点をあてる人」。私らの英語のクラスは生徒4人にフォーカライザー3人。そのうちベラは遠足や芸術担当なので、英語の先生は残る二人、よく言えば贅沢。ちなみに次の期は既に15人だか申し込みがあるそうです。しかし少なければいいってもんじゃない。
当初ポルトガル人はほとんど英語ができず。最初の授業で「ノートにアルファベットを書いて、aで始まる食べ物から挙げてみましょう」と言われたとき彼女に「Lの次って何?」と真顔で聞かれて倒れそうになりました。既にこの問題の時点で食べ物ですかって脱力していたので。
チリの人も同様で、sellとかpullとか基本的な単語がわからず挙手して聞くわけです。先生も「買うの反対で…」と説明し、その間ジャパニーズ2人は待たなければならない。驚いた事に先生方は4人いっぺんに教えようとしているらしく我々には大変なストレスでした。
毎週木曜にはシェアリング(共有)と言って互いの意見を黙って聞く時間があるのですが、初回に向け早速辞書を駆使して半日かけて「こんなのは私が期待していたやり方じゃない」から始まる文章を作って、読み上げました。結びはもちろん「クラスを二つに分けてほしい」です。多少は効果があったらしく、後から「授業の予定が全部変わった」と聞かされました。翌日から授業時間の半分は2人ずつに別れて行われましたが歌やダンスやゲームはいらないから100%分けてほしい。でもここはフィンドホーンですからラヴ&ピースの根性を植え付ける必要性が彼らにはあるのでしょう。仕方ないです。
結果的に4週間後の私は来た時よりも明らかに英語がしゃべれないし聞き取れない状況になっているのですが、あとから思えば毎日いきあたりばったり感の連続でした。紙を切ったり貼ったりするのはがんばっていらしたんですけど、ここで英語を教えるのは初めてだと連呼する先生が我々ジャパニーズの担当でした。授業はティータイムを除けば3時間だけ。確かに2つに分かれて対面で自分の文法や発音をきっちり直してくれたのは上手でしたから大変ありがたく充実した時間でした。でも短かすぎ。すぐ4人一緒〜になっちゃって、簡単な英語のあと急にフィンドホーンの思想や歴史にまつわる難しい長文、エコなニュース記事を読ませたり、内容がちぐはぐすぎ。しかも辞書を使って調べましょうったって机がないんですよ机が!椅子だけなんです。先生が必要と思う時に大きな板を渡されて、その上でノートと資料を押さえながら辞書を使うのです。その次はポエム。ふだん造語を連発したり韻を踏んでる外人なんかいねえよ。にちじょうかいわをおしえてくれよ。時々気持ちが悪くなるくらいストレスフルな4週間でした。
しかし繰り返しますがここはフィンドホーンで、単に英会話だけならロンドンの高いスクールに行くほうがベターでしょう。二兎を追うものになる可能性はありますけれども自分で選んでここに来て、スピリチュアル的にプラクティスしたい。英語はその為の手段で、焦って自習で問題集で勉強したことさえ逆効果だったかも。
とにかくパンフレットにある「この英語コースは初心者向けではありません」の一行だけは何が何でも削除してもらう。
当初ポルトガル人はほとんど英語ができず。最初の授業で「ノートにアルファベットを書いて、aで始まる食べ物から挙げてみましょう」と言われたとき彼女に「Lの次って何?」と真顔で聞かれて倒れそうになりました。既にこの問題の時点で食べ物ですかって脱力していたので。
チリの人も同様で、sellとかpullとか基本的な単語がわからず挙手して聞くわけです。先生も「買うの反対で…」と説明し、その間ジャパニーズ2人は待たなければならない。驚いた事に先生方は4人いっぺんに教えようとしているらしく我々には大変なストレスでした。
毎週木曜にはシェアリング(共有)と言って互いの意見を黙って聞く時間があるのですが、初回に向け早速辞書を駆使して半日かけて「こんなのは私が期待していたやり方じゃない」から始まる文章を作って、読み上げました。結びはもちろん「クラスを二つに分けてほしい」です。多少は効果があったらしく、後から「授業の予定が全部変わった」と聞かされました。翌日から授業時間の半分は2人ずつに別れて行われましたが歌やダンスやゲームはいらないから100%分けてほしい。でもここはフィンドホーンですからラヴ&ピースの根性を植え付ける必要性が彼らにはあるのでしょう。仕方ないです。
結果的に4週間後の私は来た時よりも明らかに英語がしゃべれないし聞き取れない状況になっているのですが、あとから思えば毎日いきあたりばったり感の連続でした。紙を切ったり貼ったりするのはがんばっていらしたんですけど、ここで英語を教えるのは初めてだと連呼する先生が我々ジャパニーズの担当でした。授業はティータイムを除けば3時間だけ。確かに2つに分かれて対面で自分の文法や発音をきっちり直してくれたのは上手でしたから大変ありがたく充実した時間でした。でも短かすぎ。すぐ4人一緒〜になっちゃって、簡単な英語のあと急にフィンドホーンの思想や歴史にまつわる難しい長文、エコなニュース記事を読ませたり、内容がちぐはぐすぎ。しかも辞書を使って調べましょうったって机がないんですよ机が!椅子だけなんです。先生が必要と思う時に大きな板を渡されて、その上でノートと資料を押さえながら辞書を使うのです。その次はポエム。ふだん造語を連発したり韻を踏んでる外人なんかいねえよ。にちじょうかいわをおしえてくれよ。時々気持ちが悪くなるくらいストレスフルな4週間でした。
しかし繰り返しますがここはフィンドホーンで、単に英会話だけならロンドンの高いスクールに行くほうがベターでしょう。二兎を追うものになる可能性はありますけれども自分で選んでここに来て、スピリチュアル的にプラクティスしたい。英語はその為の手段で、焦って自習で問題集で勉強したことさえ逆効果だったかも。
とにかくパンフレットにある「この英語コースは初心者向けではありません」の一行だけは何が何でも削除してもらう。
ビーチ言うても
ご覧の通りの嵐が丘です。日本では見られない色の風景なのでそこそこ感動します。でも、ずーっとこうなの。突き当たりに洞窟があって一応入ったけど、だから何という狭さ。そんな時もラテン民族の二人(ポルトガルとチリの人)はノリノリで、「洞窟の中の貴婦人!」とかいいながら写真を撮りあっていました。変なものが写っても知らないよ。
2011年4月24日日曜日
レヴ・セラーさんのこと(続き)
(同じく友人あてのメール貼付け、ゆえにタメ口)
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レヴさんは60いくつったか忘れた。ご自宅兼セラピールームは車で5分。
丁寧な問診は一緒にパソコンを見ながら1時間も。「僕は日本人のクライアントだけで2000人いるんだよ」と言われ、200人の間違いだと思ったら本当らしい。私の過去の怪我や現在の体調について細かく話し合った。余談だがこの2週目の頃が私は一番、英語が話せたかもしれない。申し込み用紙にも記入して、さらに日本語の事前説明みたいのを見せてくれた。施術時は着衣をどうするとか、セラピー後の変化、眠気などが出ても一時的だから心配はいらないとか。読みました署名。
紹介してくれた人は他にもマッサージを受けたそうだがレヴさんほどきちんと説明してくれる人はいないらしい。
さて全裸ですがエサレンと同じで患者に不快な思いをさせることは一切なく。1つだけテクニックでちょっと苦手だったのが、たまに両手の四本指でなでられること。不快なくすぐったさ。これ以外はとても気持ちよく、眠りそうになることも。エサレンマッサージしか知らないけど普通の心地よいオイルマッサージだった。と思ったら後半、仰向けになってからチャクラを活性化する施術が始まった。2本の指をチャクラの部分にあてて振動を与える。これは微妙で少なくとも施術中はよくわからなかった。当然ヤバい所は触れないのでお腹。
さてこうして1時間ほどのセッションは終わりました。まず起き上がってレヴさんの笑顔を見たら、なんだか海の底から浮かび上がって水面に出た時のような、なんとも言えない癒され感。レヴさんも「さっきとはあなたの顔が全然違うよ」とか言ってくれて。
服を着て再びパソコン前へ。「さっきお腹のあたりをマッサージした時、エネルギーが流れたのがわかった?」「アイムソーリー、ノー。」などいろいろ話した中で
”Your woman's power is low.”
"Your self-confidence is very low."
という2つのフレーズが、この人タダモノじゃない!と思わせたのでした。まあ最初のはアタシを見ただけで出るフレーズかもしれんが、2つめの「自分を信じる力が少ない」つまり自信がないってのは響きました。
これは自分がフィンドホーンに来た理由の一つで、だけど問診ではメンタルな話はほとんどしなかったのです。ただ職場で苦労したことや、コミュニケーションが苦手とは言ったけど。なのにこの自信という単語が出たのはスゴいと思った。
正直、この頃はまだ時差ぼけの影響も残り、体調の劇的な変化は実感出来ず。でもこの2週間後に2日間のワークショップがあるというので、とにかく行ってみます。ではまた。
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レヴさんは60いくつったか忘れた。ご自宅兼セラピールームは車で5分。
丁寧な問診は一緒にパソコンを見ながら1時間も。「僕は日本人のクライアントだけで2000人いるんだよ」と言われ、200人の間違いだと思ったら本当らしい。私の過去の怪我や現在の体調について細かく話し合った。余談だがこの2週目の頃が私は一番、英語が話せたかもしれない。申し込み用紙にも記入して、さらに日本語の事前説明みたいのを見せてくれた。施術時は着衣をどうするとか、セラピー後の変化、眠気などが出ても一時的だから心配はいらないとか。読みました署名。
紹介してくれた人は他にもマッサージを受けたそうだがレヴさんほどきちんと説明してくれる人はいないらしい。
さて全裸ですがエサレンと同じで患者に不快な思いをさせることは一切なく。1つだけテクニックでちょっと苦手だったのが、たまに両手の四本指でなでられること。不快なくすぐったさ。これ以外はとても気持ちよく、眠りそうになることも。エサレンマッサージしか知らないけど普通の心地よいオイルマッサージだった。と思ったら後半、仰向けになってからチャクラを活性化する施術が始まった。2本の指をチャクラの部分にあてて振動を与える。これは微妙で少なくとも施術中はよくわからなかった。当然ヤバい所は触れないのでお腹。
さてこうして1時間ほどのセッションは終わりました。まず起き上がってレヴさんの笑顔を見たら、なんだか海の底から浮かび上がって水面に出た時のような、なんとも言えない癒され感。レヴさんも「さっきとはあなたの顔が全然違うよ」とか言ってくれて。
服を着て再びパソコン前へ。「さっきお腹のあたりをマッサージした時、エネルギーが流れたのがわかった?」「アイムソーリー、ノー。」などいろいろ話した中で
”Your woman's power is low.”
"Your self-confidence is very low."
という2つのフレーズが、この人タダモノじゃない!と思わせたのでした。まあ最初のはアタシを見ただけで出るフレーズかもしれんが、2つめの「自分を信じる力が少ない」つまり自信がないってのは響きました。
これは自分がフィンドホーンに来た理由の一つで、だけど問診ではメンタルな話はほとんどしなかったのです。ただ職場で苦労したことや、コミュニケーションが苦手とは言ったけど。なのにこの自信という単語が出たのはスゴいと思った。
正直、この頃はまだ時差ぼけの影響も残り、体調の劇的な変化は実感出来ず。でもこの2週間後に2日間のワークショップがあるというので、とにかく行ってみます。ではまた。
レヴ・セラーさんのこと
手抜きですが友人に送ったメールをはりつけますので口調がカジュアルです。ご了承下さい。
なお写真はレヴさんちに歩いて行く途中にある牧場です。
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さてLev Seller さんて知ってる?
私も知らなかったんだけど、同じクラスの日本人の子に教えてもらった。すぐ近くに住んでいるからオイルマッサージ受けてみてはと。
顔見たらどこかのポスターで見た気がして。東鍼校の掲示板とか。一度見たら忘れられないお顔。日本が好きでよくセミナーを開くそうだがすぐ満杯なんだって。
単なるオイルマッサージじゃなくてチャクラなどのエネルギーワークを使うとか。ディープな場所で更にディープな人に会う、いいじゃないの。
さっそく行って来ました。ご自宅まで車で送迎してくれた。
これが治療の大家のイメージとはほど遠い、明るい田舎のオッサンで早口のスコットランド英語は半分しかわからず。「東京のどこに住んでるの?杉並区?知ってるよ!阿佐ヶ谷に友達がいてね、このスカーフ阿佐ヶ谷で買ったんだよ、いや違うこれはユニクロだ、こっちの青いシャツだハハハ。」という調子。英語で「前見て運転してください」って何て言うんだろう?軽すぎて不安…
(次回へ続く)
なお写真はレヴさんちに歩いて行く途中にある牧場です。
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さてLev Seller さんて知ってる?
私も知らなかったんだけど、同じクラスの日本人の子に教えてもらった。すぐ近くに住んでいるからオイルマッサージ受けてみてはと。
顔見たらどこかのポスターで見た気がして。東鍼校の掲示板とか。一度見たら忘れられないお顔。日本が好きでよくセミナーを開くそうだがすぐ満杯なんだって。
単なるオイルマッサージじゃなくてチャクラなどのエネルギーワークを使うとか。ディープな場所で更にディープな人に会う、いいじゃないの。
さっそく行って来ました。ご自宅まで車で送迎してくれた。
これが治療の大家のイメージとはほど遠い、明るい田舎のオッサンで早口のスコットランド英語は半分しかわからず。「東京のどこに住んでるの?杉並区?知ってるよ!阿佐ヶ谷に友達がいてね、このスカーフ阿佐ヶ谷で買ったんだよ、いや違うこれはユニクロだ、こっちの青いシャツだハハハ。」という調子。英語で「前見て運転してください」って何て言うんだろう?軽すぎて不安…
(次回へ続く)
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