2011年6月11日土曜日

近況報告 About my life

例によって知人宛に送ったメールを貼り付けます。しかも数通を合体。
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メールありがとう。

さて「働くかわりに安く宿泊できるコース」、一ヶ月単位なんですけど、二ヶ月目に入りました。
働いているのはいるのだが時給いくらとかではなく、働くから月に7~8万円で宿泊できるプログラム、なのです。だからお金をゲットしているわけではないのね。ただこの金額で四週間住めるのはお得。
仕事はキッチン(料理)、ダイニング(片付け)、ホームケア(掃除)、メンテナンス(修理)、ガーデン(園芸)、ファーム(農業)などがあり、その時人手不足の数カ所から瞑想して選びます。
私のいるキッチンは、巨大なシンクで野菜を洗ったり、ドドドというごう音とともに野菜の皮むきをするマシーンを操ったり、鍋や道具を洗うのもまず高圧シャワーでゆすいでから、など気合いが入る日々です。ジャガイモや人参をまな板で切るのも少ない日でも100人分なので初日いきなり手にマメができました。その日はイベントで200人越えてたんだ。今は慣れて大丈夫。
ワーッと働いて、いきなりティーブレイク!と言われます。日本人の感覚だとつい、キリのいいところまで終わらせたくなりますがどうもそれをやると違和感を生じるようで、とっととエプロンをはずします。

さて今後のことですが、実は六月の終わりからエサレンマッサージというオイルマッサージのワークショップが四週間あります。
私は日本のマッサージ国家資格を持っているし、バカ高いので最初はまるで考えてなかったのだが。

1. これを受けると日本でもエサレンの看板が出せる。
2. 日本で同じ講習を受けると三倍の金額。
3. ここでは二年に一度しか開かれず、そこに絡むようにして私が今滞在している。
4. 内容がハードスケジュールで大変という話。一日に三時間しかない英語の授業の内容が最悪で毎日がストレスフルだった四月とは大違い。

結構受ける気満々です。
すると、どうなるのか。
出発前は皆に一ヶ月半で戻りまーすと言って出て来たのに、このマッサージ講習まで受けると四ヶ月。しかもその頃って一年で一番航空券が高いから、すぐ帰れるかどうか。ドイツに住む友人にも会って帰りたいし。
そう、この日に帰りますとはとても言えない状況。
いつからこんな、行き当たりばったり人生になったのか。

私も日本はあまり居心地よくないです。でもここはちょっと特別なので、ここで「外国の方がいい」とは簡単には言えません。実際、ここのことを悪く言いながらしがみついている日本人もいて、彼女のおかげで目が覚めました。
ここんとこ急に鍼灸をお願いされることが多くなって、治療すると日本のことを思い出したり帰国後のことを考えたりしています。

じゃあまたメールちょうだいね。(^∇^)