土曜日、初めてインヴァネスInvernessという街までショッピングに行って来ました。
普段、買い物は20分歩いて最寄りのフォレスForresで済ませています。生協Coop、ドラッグストアBoots、スーパーTescoもあるし、古着屋さんCharity Shopが充実。大好きな雑貨屋Babalu で魂の洗濯も。
しかし列車で30分かかるインヴァネスまで行くと、H&Mなどが並ぶショッピングモール、マークス&スペンサー、小さなイケア風などいろいろあるそうだ。Babalu が好きならFar Fetchedという店に行くといいよ、とイギリス人に教わったし。
切符はオフピーク往復で8.1ポンド、千円ちょい。列車は二両編成。思えば三月の末、ロンドンから10時間かけて北上して以来、初めての世界の車窓から。あの不安の塊だった自分が、まるで昨日のことのようです。
お昼は節約のためグラノラバー持参。
さて日本では初めての街でも駅前で地図を確認すれば何とかなりますわね。ないんですよ地図が。あるけどショボい。1ポンドの地図の自販機はどれも故障中と書いてある。本屋で地図を探すも激高。るるぶインヴァネス版なんてないもんね。
とりあえずショッピングモールを堪能し、H&Mで念願のパンツ三枚組800円くらい。そのあと個人商店Far Fetchedを探すことに。確かビクトリアン何とかのすぐ隣って。おお、ビクトリアン・マーケットとあるぞ。何だここは。バタくさいアメ横?古めかしすぎる。出たり入ったりして周りの道をチェックしまくり、やっと見つけた目当ての店。むげん堂のようでした。来店記念にラマ僧チックな巻きスカートを購入、1500円くらい。ちょっと高かった。
さて驚いたのが古着屋さんの充実ぶり。店が多すぎて、この日のようにショッピングに集中する日でないと回れない。日本の古着屋さんのイメージとはほど遠く、洋服はキレイでディスプレイもサイズ別はもちろん、色別にまで並んでいる店が多い。小物や本もぎっしり。老いも若きもチャリティショップを楽しんでいます。ウッドストック風Tシャツをゲット。200円くらい。
ちょっとびっくりしたのはあるチャリティショップに入ったらなんだかBGMがうるさい。プレスリーの曲なんだけど、まるで素人ががなり立てているよう。よく見たら私と同じくらいの背丈の男性がプレスリーの扮装でレジ横で歌っているのです。周りの人は彼がいないかのように品物を見ている。一人だけ拍手してた。ユルい。何かがユルい。あの人が店長だったかどうかはわかりません。
最後にマークス&スペンサーという、ちょっといいヨーカドーみたいな所に行って、ものすごくいいかげんにブラを選んだら、サイズがまるで合いませんでした。交換のためにまた行かなきゃ!