2011年11月14日月曜日

コース・イン・ミラクルズ A Course in Miracles

後半の2ヶ月近く、毎週日曜の夜の勉強会に参加していました。
A Course in Miracles という有名な本があって、フィンドホーンでは知らない人はいない感じでした。私は知りませんでした。1976年に出版されたものであまりに難解なため、この本を理解する為の本とか研究会とか歴史は古いそうです。

毎週外人ばかり10人近く民家に集まって「理解する為の本」を1ページずつ読む。しゃべりたいことがある人は自由にしゃべる。なければしゃべらなくてもよい。話し合いと言うより茶話会のような雰囲気で、そのおだやかな空気も好きでした。
しかし外人にとって難解な本を英語で読んで、今の私が何を理解できましょう。
私が勇んで参加していた理由は、朗読されるイギリス英語の美しさにうっとりしたいから、でした。
自分の番の時にもがんばって読みました。他の方にとって修行の場になったかもしれません。

2011年10月20日木曜日

今日の携帯

このブログはいつから「携帯観察日記」になったのでしょう。
過去の写真との違いがわかりますでしょうか。いっしょうけんめい貼りました。しかしすきまを埋めるのはなかなか難しく、本来なら完成写真を載せて終わりにしたいのですが経過報告となりました。
これからも進化します。

2011年10月16日日曜日

フォレスのパンダ 毛伸び Hairly Panda in Forres

これ撮影したの、晩夏なんです。
本当は5月頃作られて、その頃は遠目でもすぐパンダだってわかって丸っこくて可愛かったんですが。
もう少し早く撮ればよかった。
毛が伸びほうだいで、なんだかよくわからない。

2011年10月12日水曜日

フジツボ携帯 The barnacles on my mobile phone

(昨日の続き)

沈没船から発見された太古の携帯です。

ウソです。

初めてのデコ電、道具と材料揃えて1日かけて、こんなんなっちゃいました。
どうしたらいいでしょう。
とりあえず今思いつくのは、このスキマを埋めること。小さな円すいが不規則に並んで、地肌が見えちゃってるからフジツボっぽいのであって。地肌が見えないくらい極小ビーズで埋めてしまえばこのフジツボ感はなくなるんじゃないの?

ヤバいよ。これ出先で鳴っても取り出せないもん。
早く何とかしなきゃ。←それって職探しだろ!

2011年10月10日月曜日

機種変。Changing Model

フォンドホーンとは全く関係のない話題で恐縮です。
帰国してみたら携帯会社からハガキが来てまして「あなたの持っている電話機は来春で使えなくなります」って。
最初は同じ本体をもう9年も使っているからいいかげん変えろという催促かと思ったらさにあらず電波関連省令、制御チャネルがどうのこうの。
10年目指していたが今だけのご優待特典もあり、あっさり機種変しました。
佐々木希さんがカタログの表紙で手に持っているやつです…何て可愛いんでしょう。ターゲットは明らかに高校生なのでこっぱずかしいのと、背面の素材が金属っぽいのがちょっとひっかかりました。プラッチックが好きなので。
それで初めてのデコ電に挑戦したのですが。(続く)


クルーニーのサンクチュアリ Cluny Sanctuary

クルーニーのサンクチュアリ、瞑想するスペースです。表に赤ランプがついてる時は何かのプログラムで使用中だから入っちゃいけない。でもランプが消えていれば誰でも入って瞑想していい。24時間オープン。ただし自分が最後に出る場合はキャンドルの火の始末に気をつけましょう。
ここは本当に美しくて大好きでした。空気が澄んでる感じ。さすがにここは撮影しちゃまずいよな、バレたらおこられるかなとずっと思っていましたが最後の週にリーダーに許可を得てグループ写真をここでバシバシ撮りました。

それで最近またブログの更新が止まっちゃったのは、まだ無職だからなんです。つまり就活中。仕事も決まってないのに過去の美しい写真について解説できるほど肝がすわっていません。
いまこのサンクチュアリに飛んでいって瞑想したいです。

2011年10月5日水曜日

動物は多い Lots of Animals

玄関の外でバスを待っていたら、あっハム太郎!イヤ違う、ハツカネズミ?慌てて撮ったので大きさを対比するものが写ってないんですが直径3センチもなかったぞ。結構カメラ近づけても逃げないし。

二枚目のウサギ写真はボケボケになりました。すぐ逃げられました。

たった一度だけ、パークにステイしていた時、庭で鹿を見ました。
「実写版バンビ!!」と思いました。写真はありません。

2011年10月3日月曜日

2011年10月1日土曜日

世界で二番目に好きな店 Babalu

前回の続き。歩いて20分の町フォレスにある雑貨屋さん、Babalu。(ババルー)
ホームページはこちら

この店が大好きで大好きで初めて行った時には「なぜこんな田舎にこんな雑貨屋さんが!」と、むしろショックでさえあった。ちょっと高いんだけど服なんかデザイン奇抜でも質はいい。オリジナルの品も多くて、もし金持ちだったら「ここにある全部の品を一つずつ頂戴」と言ってみたい。それくらい好き。
上記のサイトのギャラリーのページを見れば雰囲気がわかります。
店員さんも皆感じよくてキュート。一緒に記念写真撮りたかった。そこまで日本人になれなかった。
ある日行ったらもう閉まってたので仕方なくウィンドウの様子を撮ってみました。それが下の写真。ウィンドウながめるだけでもシアワセだったんだよねえ。

しかし今のところ私が世界で一番好きな雑貨屋さんは
下北沢の「プレゼンス・オブ・マインド」なので、Babaluは世界で二番目に好きな店ということになります。


2011年9月29日木曜日

フォレスの町 The Forres Town

以前、宿泊先から最も近い町「フォレス」への近道についてお話しました。

フィンドホーンで英語を習う。: 森の小道 Through the wood

歩いて20分ほどかかるのですが、この町が小さいけれど大好きなのです。
何もないと言えば何もない。
でもコープ(生協)、ブーツ(おしゃれなマツキヨ)、いくつかのチャリティショップがある。オーガニックな店もある。さらに10分歩けば巨大スーパー「テスコ」がある。ヒマなときは用もないのに町まで来たりしました。デートスポットはたくさんあるらしいですよよく知らないけど。

二枚目の写真は「フォレス・グランドパーク」これがまた巨大な公園…つーか巨大な芝のある公園。
さすがガーデニングの国、美しい花壇です。


2011年9月26日月曜日

時間差攻撃 The time lag between you and me

白状します。

現時点で、フィンドホーンにはおりません。
正直に言えば、帰国しました。なぜか。観光ビザの期限の6ヶ月が目前に迫ったからです。
以下は得意の「知人に送ったメールの切り貼り」であります。

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こんにちは。
メールをいただいたのは8月上旬。
返事もせず1ヶ月以上過ぎてしまいました。申し訳ありません。
ブログにも小出しにしましたが、ちょうどその頃「悪夢の四週間」と呼ばれる(私だけに)マッサージ講習が終わったばかりで心身ともに社会復帰、リカバリーもままならなかったのです。
メールを拝見して、力が湧きました。遅くなりましたがありがとうございます。

ここまでの歴史と今後の予定

3/24 イギリス入国
3/25 フィンドホーン到着
3/26~4/22 英語を習うコース
4/23~6/24 働くかわりに安く滞在するコース
6/25~7/22 オイルマッサージ認定コース
7/23~9/17 働くかわりに安く滞在するコース
9/18~ ロンドン観光
9/下旬 帰国

自分でも半年いるとは思いませんでした。最初の1ヶ月の英語を習うコースだけで帰国するかもしれないと周りに言って出て来ましたがとんでもない。日本に帰らねばならない理由がないのでそのままズルズルと延長して、観光ビザMAX使い果たして帰国します。
正直、ここにもっといたいです。ここが好きー!と言うより、ここの生活をもう少し味わいたいです。日本に帰りたい気持ちよりもずっと大きいです。その中で仕事のことや家族とのことなど自分を確認する作業がもう少し進められたらと思います。
でもこの地に惹かれて、長期滞在しては日本に帰ってお金を貯めてまたここに戻ってくる、という生活をしている人も多いです。ここには日本人以外の東洋人がほぼゼロなので、ちょっと不思議に見えるかもしれません。
私もそうなるのかな。いやそれより帰国したら半年分アパートの大掃除、そして職探し。貯金も使い果たしたのでそんな優雅なプランはしばらくお預け、とにかく働かないと…!

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このブログを読んで下さっている方にお許しいただきたいことがあります。
まだしばらくの間、書きためた文章や写真をもとに、このブログを現在形でもって更新していきたいのです。

開始当初はフィンドホーンにやって来たのはいいが、地震直後なせいもあって何もかもおっかなびっくり。その中でこれは面白いと思った事を自分の記録のために、そして知人にいっぺんに写真つきで知らせるためにはブログがいいかなと思って始めました。だんだん実際に起こってからUPするまでタイムラグが生じるようになりましたが、それでも頭の中のネタ帳にはこういう文章でこの写真でというイメージが常にありまして、それを書き記してからでないとブログを完結することができません。ワガママですが「あたかもまだフィンドホーンにいるかのような文章」にもう少々おつきあいください。

2011年9月25日日曜日

笑いについて その3 A sense of Humor vol.3

さて笑いのテーマは続きます。何と言っても一番ウケタのがこれ。
働くコースの全体ミーティングで「一人ずつ名前と出身、仕事場、それと…あなたの心を温めるものを言いましょう」まあ何てウザい質問。皆さん「お母さん」「友達」「夕暮れの海」と定番な暑苦しい言葉。聞いててイラっとしたので何でもいいから本心を言うたれ!と思い「私の心を温めるものは、ここのブティックでの買い物」と言ってみたら場内大爆笑。女子の大半は叫んで笑っていました。泣いちゃって自分のコメントが言えない人も。一人だけ、この質問を考え出したリーダーだけがムッとしていましたとさ。

笑いについて その2 A sense of Humor vol.2

働くコースの全体ミーティングで、皆がなじむようにゲームをするのですが「カー・ウォッシュ」と言うのをやったことがあります。縦に二列に向かい合って並んで、そこが洗車スペース。一人ずつ、自分はどんな車で、どんな状況で、どんな風に洗ってほしいかを言ってそこを通る。周りの人は言われた通りに叩いたり撫でたり歌ったりして、洗車つまり癒してあげる。皆さん「ムスタングの何年型」「僕は新車のアルファロメオ」「40年洗ってないトラクター」などと言ってる。さあ困った、車の名前なんてわからない。仕方なくひねり出したのが「私は自転車です」…まさか、あんなにウケるとは思いませんでした。「間違ってここに来ました」と言ったらまたドッカーン。うれしいけど、そんなに面白いか?

反面、ズッコケ系の笑いは少ないような気がします。ぎっしり入った瞑想室。ホールド係が「ウェルカム…」と、皆が瞑想に入りやすい言葉を言った後、真鍮製の大きなボウルをグォオオオオ~ン…と鳴らしてスタートするのですが、ある日、係のおじいさんが渋くセリフを決め、誰もがグォオオオオ~ン…を待っていたその時、ボウルに柄が当たってしまい「スコッ」という音に。60人ほど入っていた部屋で私の「ふんッ!」と鼻で笑った音だけが響きました。誰も笑わないのです。…集中しているのですね。

笑いについて その1 A sense of Humor vol.1

ここの皆さんはちょっとしたことで大笑いしてくれます。外人さんがどこでもそうなのかはわかりません。

おやっと思ったのは4月。食後にキッチンを掃除する当番があるのですが、作業の前と後に輪になって「さあこれから皆で気分よく作業をしましょう」とケジメをつけるのです。たいてい「一人ずつ、名前と出身、所属しているプログラム」とともに今の気分を言っていく。普通に言うこともあれば、10スケールで表したり、今聴きたい音楽は?とかいろいろ、日によって違います。
その日、私はずーっと憧れていた巨大スーパー「テスコ」に初めて行ったのがもう嬉しくて、今日はゼッタイこのことを言うぞ!とワクワクしていたら、リーダーが「今日の気分を動物で表してみよう」と言うので困りました。皆さん「眠たい猫」「白い鳩」「ラビットよ、モグモグ」とつまらない事を順番に。私はどーうしてもテスコのことを言いたかったので「私はテスコに初めて行ったライオンの気分です」と言ったところ、まあ皆さんウケるのなんの。知らないおじさんが腹をよじって笑っていました。ちなみに I feel like a Lion who went to the Tesco for the first time. と日本語とは語順がひっくり返るので、イメージとして最初にライオンがドーンと出て、そのままテスコに行くので面白いかも。

2011年9月24日土曜日

職場チラ見 Have a look at the kitchen

真ん中のドアの中、白いシャツの人がいる場所が私の職場です。
よくわからないですね。後日もう少し見やすいものを掲載予定。
手前の大きな台に、多い時は100何十人分のごちそうが並ぶのです。

2011年9月15日木曜日

食堂の中 dining room

これが食堂の中、皆がご飯を食べる所です。100人入っても大丈夫。誰もいないと風情がありますが、ここに人種入り乱れてぎっしり座ってわあわあしゃべるとうるさい。更にギターかき鳴らしたりされる。

2011年9月9日金曜日

食堂の外観 Community Center

これが毎日通っている職場の外観です。この中にあるキッチンで働いています。

2011年9月8日木曜日

腹鳴 Stomach Growling

私の職業は鍼灸師なのですが、治療のはじめに腹部に接触鍼を施しますと、腹鳴つまりお腹がグルルル…と鳴ることが多く、患者さんも私もああお腹が動き出しましたねなんていい気になっていたのですが、ここで毎朝嫌というほど聞いています、腹鳴。

パークの瞑想のための建物には60~70人分の席が円心状に並び、夏は滞在者が多いのでぎゅうぎゅうです。その日の瞑想をホールドする係の人が、ウェルカム トゥ ザ マンデイ メディテーション…などで始まる導入の言葉を言って真鍮製のボウルをグォーンンン…と叩きます。するとあちらこちらから、とめどなく腹鳴が。グルルル…ギュルルルル…これあなたすぐトイレ行かないとヤバイんじゃないのってなくらい。あるいはうるさーい、気になって瞑想できない!ってなくらい。
腹鳴ってこんなに簡単に、激しく鳴るものなのね。

2011年9月6日火曜日

Spooky Men

さて携帯で初めて電話してタクシーを飛ばしてパークに行った目的は、このSpooky Menというステージを観ることでした。
前評判が高く、テーゼシンギングでもいろんな人が薦めていたので。
写真の通り、男だけの集団17人でした。素晴らしいコーラスの実力がベースにある上で、笑かす歌を歌う。いかにもイギリスの人が好きそうなシチュエーションです。
リーダーの司会は早くて理解できなかったけど、歌詞は例えば「古いのが壊れるとすぐ新しい物が欲しくなる。でも新しいのを動かしてみると、前のが良かったと思う。」てな感じのことを歌い上げたりしていました。
ダークダックスとデュークエイセスとボニージャックスが一列に並んで面白いことを歌っているイメージです。
本当に歌声が素晴らしいので、ラスト近くでグレゴリアンを歌われた日にゃあちょっとウルウルしました。
真ん中の写真は休憩時間に、観客と出演者がぐちゃぐちゃになっておしゃべりしている様子です。

<追記>
グレゴリアンと書きましたが、ジョージアン・チャントの間違いでした。綴りは似ているが違う。

2011年9月4日日曜日

携帯買った The mobile phone

巨大スーパー「テスコ」で携帯を買いました。パスポート要るのかな、名前や住所を書かされるのかなと心配でしたが杞憂。フツーにお菓子と同じようにレジで買いました。
当初は携帯なんて要らないと思っていました。電話できるほど英語が上達してないし。でもiPod Touchでは無線LANのある所でしかメールできずフラストレーションだった所へ、この国では意外と安く携帯が使えることが判明。しかも日本で言うショートメールに当たる、テキストを送ることができるのです。通信会社に関係なく激安で。
写真のは本体20ポンド、2600円くらい。これにTop Upと言って毎月10ポンド払うと100分の通話と300通のテキスト、50MBのウェブアクセスができるのです。この携帯にはウェブ機能はないので関係なし。もちろんカメラも音楽もなし、とにかくテキストを送れればよいので充分。使ってみてやっぱり便利、待ち合わせには必携。英語しか入力できないけど日本人どうしでもよく使います。
先日はついに会話デビューしました!パークでのコンサートのチケットを買ってあったのに、シャトルバスの時間を間違えて乗りそこなったのです。とにかくクルーニーまで来いアズスーンアズユーキャン!ひどい客なのにちゃんと来てくれました。しかも事情を話したらすげえ飛ばしてくれました。しかもお釣りをおまけしてくれました...?よっぽど恐かったのかな?ごめんね入れ墨運ちゃん。

2011年9月3日土曜日

出戻った。 Moving back

7月の最終週、四週間のエサレンマッサージ講習が終わるや否や、とにかくクルーニーから逃げ出したくてザ・パークに引っ越したのは前述の通りです。
ところがパークに滞在したのは結局三週間。8月半ばに再びクルーニーに戻りました…。

小さな理由は、ルームシェアとハウスシェアの違い。
クルーニーはもともとホテルだから各階にトイレ&バスルームがいくつかあって、どこか必ず使える。でもパークで今回、一軒に5人で住んでいたのにバスルームは1つ。神経使うし出るものも出ません。共同キッチンがあるから勝手に料理できる自由さはありますが、外人がシンクに食器を山積みにしたままなのを見るとイラっとします。広い居間は掃除も大変。ゴミ捨てとか食料調達とか、クルーニーにはない協力が必要になります。それがバランス取れれば家族みたいになれるんでしょうけど。毎日ボーイフレンドを連れ込んで居間でイチャイチャするアメリカ人の前でどっかり座ってネットする根性はありませんでした。

そして大きな理由がありまして。
日本人女性と一緒の二人部屋だったのですが、この人とは職場も同じだったのです。つまり24時間一緒なことも稀ではありませんでした。もちろんわかっていたことだし元から友達だし何とかなるだろう、とにかく四週間の嫌な記憶から逃げ出すことが最優先事項だ。これが見積もり甘男でした。
考えてみればこれって家族でも無理です。まるで自営業の夫婦のような生活。
英語でライク・ア・セルフ・エンプロイード・カッポーと言うと外人にウケます。日増しに彼女の言動がハナにつくようになり、なぜこの人はこんなことをするのか、なぜ言ってもやめてくれないのか、なぜあんな言い方をするのか。極端な時は口を聞くのが嫌で9時台に寝たりして。まるで彼女の欠点だけを拡大鏡で見ているようだ、知ってるはずの長所は見えていないと気がついた時、クルーニーに戻ろうと思いました。もちろんいまだに受け入れられない部分はあるのですが、既に世話になってるし日本に帰ってからも連絡取りたいと思うと、この選択しかありませんでした。
このことをグループの時間で正直に話したら彼女も同じだったと言ってくれて、引越しを手伝ったりスーツケースを貸してくれたりしました。出戻った後は以前のような感じになって、今日こんなことがあったとかすぐ話すしグチを言ったり自慢を聞いてあげたりしています。
これは私の人生で初めてなことです。一度はこのヤローと思った相手と直接対決なしでバランスとっておしゃべりを楽しんでいる。自分の拡大鏡に気がついたことはすごいことです私には。なのでここに書きました。
写真はクルーニーの今の部屋です。

2011年9月2日金曜日

パークのブティック The Boutique in the Park

以前「ブティックとは」というタイトルでクルーニーのブティックを紹介しました。
本来は物々交換所ですが持ち込まなくても誰もとがめない。
クルーニーは「一部屋」でしたがパークはご覧ください「一小屋」です。
ピンクの小屋がそれで、隣の茶色のはブティックのための倉庫。規模が違うぜ。
パークは家族で住んで家族で去るパターンも多いので、家電品、食器、本、おもちゃ、子供服が充実。
子供服、サイズは私にピッタリ。ありがたいですな。GAP、NEXT、H&M などのTシャツをゲットしています。現在進行形。
3枚目の写真の右隅にミニコンポがありますが、何故かジャムまみれ。こういうことは珍しくないのです。
たまにSONYのスピーカーセットや巨大なテレビが転がっていて、ここが日本だったら持って帰るのにい~と悔しがっています。


パークの図書室 The Liblary in the Park

図書館と言いたいところですが建物全てがライブラリなのではありません。
別の部屋は人が住んでいたり事務所だったり瞑想室だったりします。
蔵書量はハンパなくクルーニーよりも多いです。

ある日ここにいたら私の大好きな太ったドイツのおじさんが入って来て
二人きりになってどーしましょー!!と思ったのですが
その1分後に「これが僕のパートナーの著書なんだよ」と分厚い本を早口で説明されて終わりました。
美しいだけの思い出です。

2011年8月31日水曜日

カラン・ガーデン The Cullerne garden

ザ・パークにはガーデンがたーくさんありますが、大きく二つに別れます。「パーク・ガーデン」と「カラン・ガーデン」。
前者はパーク敷地内にあるあちこちの花壇の管理がメイン、いわゆるガーデニング。後者はこの写真です。何となく広いのはおわかりでしょうか。ビニールハウスが見えます。農場です。馬もニワトリもいるし、畑にはスプリンクラー。
ここフィンドホーンで園芸や農場の仕事をやりたくて来る人も多いし、そのためのプログラムも充実しています。

2011年8月30日火曜日

海へ行く Let's go to the beach

ザ・パークにあってクルーニーにないもの。いろいろありますが、とにかくパークは海のそば。皆さん何かと気軽に「ビーチへ行こう」となりますが、日本の海の家のように砂浜が目の前にあるわけじゃないんです。私に言わせると、遠い。とにかく歩く。20分はかかる。
まず森をずんずん入って、デューンと呼ばれる砂丘&岩場な部分に出るのだがこれが広い。そして目印がない…。


ちょっとした丘の向こうに、海があるのかなと思うとまた丘。上って下ってまた上る、その時に海がまだ見えないとがっかり。波の音は聞こえるのに。足元はすっかり砂地で、色がきれい。


やっと着いた。海だアーッ!


浜辺で1~2時間ぼんやりするつもりが、この日は風が強くてそれどころじゃなかったッ!気を抜くとふらつく。転んでもいい、カメラだけは落とすな自分。



ビーチにさえも、このような作品が。ここはフィンドホーンなのであった。

2011年8月21日日曜日

引越した。 Moving

少しおさらいしますと、フィンドホーンは「クルーニー」と「パーク」の二つの地域から成り立っています。二箇所はシャトルバス片道10分ほど離れています。前者は旧いホテルを改装した敷地全体。後者はもっと広いエリアを指し、村のようなイメージ。宿泊施設はバンガローと呼ばれる小さな一軒家が密集し、一般の人も住んだりしている。ホールや食堂、瞑想室なども独立した建物。広大な農場も含まれる。
クルーニーが小高い丘にあるのに対し、パークは海の近く。

7/23、ずいぶん前の話ですが引越しました。3月末にここに来て以来ずっとクルーニーに滞在していたのですが、7月に受けた四週間だけの別プログラムの記憶からとにかく逃げ出したくて移動したのです。
パークには「働くかわりに安く滞在するコース」のためのバンガローがあり、パークのキッチンで働く私には職住接近。6月の時点でこのバンガローに住む権利はあったのですが、クルーニーに住みながらパークで働く生活のリズムが好きで、移る気はありませんでした。
しかし7月のプログラムがクルーニーに住んでクルーニーの中で受講するものだったので言わばカンヅメ状態、息が詰まりそうでした。気分転換は最優先事項。

引越した直後は実際に気分も変わり、働くコースに戻って無事同じキッチンで働けるようになったのでハッピーでした。
写真はバンガローの外観。2人用の部屋が2つと、ベッドとタンスだけでいっぱいの小さな個室が1つ。私は別の日本人と2人部屋。部屋はメチャメチャ狭いのですが、二枚目の写真は共有の居間。広いです。無線LANが入るのでネットできるし。晴れた日にここでお茶を飲みながぼーっとしたりして快適でしたよ。
なぜ過去形なのでしょうか。それは…(続く)


2011年8月19日金曜日

トマト Tomatoes

ザ・パークには広大な敷地のガーデンがあります。ガーデンと言うより畑。農場。キッチンで料理する野菜の、全てではありませんがたくさんの量がガーデンからトラクターで運ばれて来ます。
私はキッチンで働いていますので「これを洗ってちょうだい」「これをこんな風に切って」と頼まれれば、まずどうしたら早くきれいにできるか考えますわな。それは良いのだけれど。
この採れたてトマト群も、洗ってと頼まれて巨大シンクでワーッと洗っていたのですが同僚の女性が「まあ、きれい!」と言うまでその美しさに気がつかなかったんですな。ほんとだ、何てきれいなんだろうと感動すると同時に、長く滞在している割にあまり変わっていない自分に気がついてがっかりしました。


2011年8月6日土曜日

森の小道 Through the woods

これは宿泊施設クルーニーのすぐ裏にある森の小道です。森も林も同じWoodsなんだってさ。
最寄りの街フォレスまでは、バスの通る道だとわかりやすいが遠回り。この森の近道を行けば、気分もいいし早く着く。
方向音痴なので何度か迷子になった。特にひどかったのが街から帰ろうとしてまた街に出ちゃったことだ。でもどっち向いても森林なんだから仕方ない。

2011年7月25日月曜日

クレイグの家 Craig's House

生きています。
長らくご無沙汰しておりました。
ブログの更新ができなかったのは、四週間のオイルマッサージ講習がハードだったためです。本当に疲れました。
今はまた、働く代わりに安く滞在するコースに戻りまして一週間が経ったところです。
この写真はマッサージに入る前に、働くコースの週イチの研修タイムでザ・パークにあるクレイグさん家に15人ほどでおじゃました際、お家があまりにステキなので皆で撮りまくったものです。クレイグさんはここの大先輩の1人で、エコビレッジとか農法とかいろんな話をされました。
研修タイムはフォーカライザー自身が「ワークショップのテイスティングよ」と言うだけあっていつも中途半端。英語はわからんし、すぐ「ペアになって今のテーマについて話し合いましょう」と言われるからうんざりなのですが、この日は違いました。いただいたアップルジンジャーティーも美味しかったです。


2011年6月24日金曜日

8キロ走る Go jogging 5miles

週に一回ほど、勤務先ザ・パークから宿泊先クルーニーまでの5マイル(8キロ)をジョギングして帰ります。
理由は一つ、太ったから。
これまで5回走りました。日本で3キロ週一ペースだったので自信はありませんでした。初回は行き倒れ覚悟で、タクシー代準備して臨んだら途中で大雨。雨宿りで充分休憩できてよかったかも。無事到着。
クルーニーの手前1キロ地点にスエノストーンという石碑が巨大な電話ボックスの中に収まっていて、それが遠くから見えるとホッとします。ホッとしてつい歩いてしまいます。スエノストーンのある通りはもうフォレスのメインストリートですから、ちょっと買い物に、な距離。
本当は森林を走れるとよいのですが田舎の県道のような、車がバンバン通る道になんとなくついている歩道を走る。しかも車道でない側は柵の向こうに牧場か荒れ地、雑木林。世界の車窓からと思っても退屈です。
反面、ここで注意が必要なのは路上に落ちている、何かの生き物がぺしゃんこになったもの。視線の端で捉えた瞬間に、見ないようにしなければなりません。ヤバイと思ったらでかい枯葉、てこともあります。
これまでで最も悲惨だったのは三回目に牧場のそばを通った時。遠くから、前回にはなかった大きな山積みが見えました。歩道に沿って、柵のすぐ向こうに長さ10m、高さ3mほどの黒い山積み。何だかつやつやしているなあ。まさかあれ全体が・・・。
歩道は片側にしかないので、他に道はありません。山はどんどん迫って来ます。そして。
ジョギング用の手袋をしていたので片手で鼻と口を覆い、心で「ギャー」と叫びっぱなしで猛ダッシュしました。車で通りがかった人がもし私に気がついたらどんなに面白いでしょう。風の影響でその山のかなり手前から走り出さなければならず、しかも無呼吸。手袋の薄布一枚がありがたい。
カントリーサイドでジョギングするにはこのような覚悟も必要であります。

2011年6月17日金曜日

ブティックとは?! The Boutique

ブティックと呼ばれる夢のような場所があります。
平たく言えば物々交換所、交換ったって係員がいるわけじゃない。
ここは旅行者が多いので、帰る際には身軽になりたい、荷物を減らしたい。そんな人が要らないモノを置いて行ってくれる所です。
ゲットする場合は何かを出品しないといけない、なんてことはありません。つまり運、巡り合わせが全て。
最初は「全部、古着だし」とあなどっていましたが、だんだん自分の許容範囲が拡がるのがわかります。
つまり「TシャツはOKでもパンツ類は無理」と思っていたのがGAPの新品同様のならま、いっか、てことになる。
あと「靴は絶対無理」とも思っていましたね最初は。しかし実はジョギング専用にするつもりだったシューズが一番履きやすいのでどんどん痛んでしまい困っていたのです。新品同様のブランド靴が、靴紐が片方ないやつが置いてあって私の足にピッタリ。テスコで靴紐200円足らずでした。
サイズさえ合えば、普段の自分とは違う服に挑戦できる。いかにこまめに通うかが勝負。
外人に服をほめられて「ブティーク!」と叫んだら「冗談でしょう?!」と言われた時には鼻高々。
これがまた宿泊先クルーニーと勤務地パークではブティックもまるで違う。
人が少ない分、クルーニーの方が品薄。でもサイズは日本人向けのが多い。
ザ・パークは家族が多いので子供服も充実、ゆえに私向けのが多い。家具や雑貨も多い。SONYのスピーカーとか、パナソニックのビデオデッキとか。一番下の行に注目。

二ヶ月半経った今、ゲットした品々を挙げてみましょう。

<洋服>
フリースジャケット×2
ボア付コート
ワークパンツ
ブラウス×6
ベスト
カーディガン
半袖Tシャツ×9
長袖シャツ×2
ノースリーブ×4
ワンピース

<靴、バッグなど>
サンダル×2
革靴
ベルト×3
スカーフ×3
ベルトポーチ
ポシェット
化粧バッグ
パスポートベルト

<その他>
プラスチックケース
漆スプーンセット(新品)
裁縫セット
ラジカセ



2011年6月11日土曜日

近況報告 About my life

例によって知人宛に送ったメールを貼り付けます。しかも数通を合体。
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メールありがとう。

さて「働くかわりに安く宿泊できるコース」、一ヶ月単位なんですけど、二ヶ月目に入りました。
働いているのはいるのだが時給いくらとかではなく、働くから月に7~8万円で宿泊できるプログラム、なのです。だからお金をゲットしているわけではないのね。ただこの金額で四週間住めるのはお得。
仕事はキッチン(料理)、ダイニング(片付け)、ホームケア(掃除)、メンテナンス(修理)、ガーデン(園芸)、ファーム(農業)などがあり、その時人手不足の数カ所から瞑想して選びます。
私のいるキッチンは、巨大なシンクで野菜を洗ったり、ドドドというごう音とともに野菜の皮むきをするマシーンを操ったり、鍋や道具を洗うのもまず高圧シャワーでゆすいでから、など気合いが入る日々です。ジャガイモや人参をまな板で切るのも少ない日でも100人分なので初日いきなり手にマメができました。その日はイベントで200人越えてたんだ。今は慣れて大丈夫。
ワーッと働いて、いきなりティーブレイク!と言われます。日本人の感覚だとつい、キリのいいところまで終わらせたくなりますがどうもそれをやると違和感を生じるようで、とっととエプロンをはずします。

さて今後のことですが、実は六月の終わりからエサレンマッサージというオイルマッサージのワークショップが四週間あります。
私は日本のマッサージ国家資格を持っているし、バカ高いので最初はまるで考えてなかったのだが。

1. これを受けると日本でもエサレンの看板が出せる。
2. 日本で同じ講習を受けると三倍の金額。
3. ここでは二年に一度しか開かれず、そこに絡むようにして私が今滞在している。
4. 内容がハードスケジュールで大変という話。一日に三時間しかない英語の授業の内容が最悪で毎日がストレスフルだった四月とは大違い。

結構受ける気満々です。
すると、どうなるのか。
出発前は皆に一ヶ月半で戻りまーすと言って出て来たのに、このマッサージ講習まで受けると四ヶ月。しかもその頃って一年で一番航空券が高いから、すぐ帰れるかどうか。ドイツに住む友人にも会って帰りたいし。
そう、この日に帰りますとはとても言えない状況。
いつからこんな、行き当たりばったり人生になったのか。

私も日本はあまり居心地よくないです。でもここはちょっと特別なので、ここで「外国の方がいい」とは簡単には言えません。実際、ここのことを悪く言いながらしがみついている日本人もいて、彼女のおかげで目が覚めました。
ここんとこ急に鍼灸をお願いされることが多くなって、治療すると日本のことを思い出したり帰国後のことを考えたりしています。

じゃあまたメールちょうだいね。(^∇^)

2011年6月10日金曜日

スコティッシュダンス The Scottish Country Dance

映画「タイタニック」の前半で、デカプリオとケイト・ウィンスレッドが船底に近い大部屋で音楽やダンスを楽しむシーンがあります。あれはアイリッシュダンスだから別物だけどまあそっくりだよ、と英語の先生兼スコティッシュダンスの先生が言ってました。いやまさにあれです。ケイト・ウィンスレッドが忘我の境地でギャハハハーと笑っていますが、信じられないかもしれませんが誰でもああなります。たぶんあれはスピンという技で、二人で向かい合って立ちます。互いに右手で相手の右肘をホールドしましょう。左手は普通につなぎます。そしてくるくる回ってみましょう、あら不思議、遠心力の影響を簡単に受けやすくなり、力加減でものすごい高速回転が味わえます。ここの重鎮の一人で、普段は落ち着いた物腰の素敵なロマンスグレイが、一週間滞在の若者にめいっぱい振り回されて、顔がゴルゴ13のようになっているのを見ました。自分が回転の中心になれば相手がブンブン回るので、そうはさせるかと頑張った結果です。
あらゆるダンスが苦手な私ですが、これはダンスと言うより爆笑できるエクササイズ。1曲が3~5分、その間ピョンピョン飛びっぱなし。最初は息が切れ、翌日の筋肉痛は悲惨でしたが回を重ねるうちに慣れました。爆笑ポイントはスピンのみならず。大勢で、基本的にペアでくっついたり離れたり、一緒に移動したり回ったり、そのステップを繰り返すのですが間違えた時の衝突や列の乱れが他ではあり得ないほど面白い。最高だったのはポルトガル人とドイツの先生のペアで、ステップが一巡するたびに向かい合うポジションに戻るはずが、なぜかそのペアだけ横並びになってしまう。笑い死ぬかと思いました。

こんなわけでこの地でハマったことの一つが、スコティッシュダンスであります。たまたま英語の先生の一人が、スコットランド出身ではないのに大会に参加するほどどっぷりハマっていて、自主的に場を設けてくれるのです。英語のコースだった頃は毎週開かれて、毎週参加していました。今また私たちの次の期の英語コースが始まっているので、ジョギング以外のエクササイズができるのが楽しみです。


2011年6月6日月曜日

ショッピング!Go shopping!

土曜日、初めてインヴァネスInvernessという街までショッピングに行って来ました。
普段、買い物は20分歩いて最寄りのフォレスForresで済ませています。生協Coop、ドラッグストアBoots、スーパーTescoもあるし、古着屋さんCharity Shopが充実。大好きな雑貨屋Babalu で魂の洗濯も。
しかし列車で30分かかるインヴァネスまで行くと、H&Mなどが並ぶショッピングモール、マークス&スペンサー、小さなイケア風などいろいろあるそうだ。Babalu が好きならFar Fetchedという店に行くといいよ、とイギリス人に教わったし。
切符はオフピーク往復で8.1ポンド、千円ちょい。列車は二両編成。思えば三月の末、ロンドンから10時間かけて北上して以来、初めての世界の車窓から。あの不安の塊だった自分が、まるで昨日のことのようです。
お昼は節約のためグラノラバー持参。
さて日本では初めての街でも駅前で地図を確認すれば何とかなりますわね。ないんですよ地図が。あるけどショボい。1ポンドの地図の自販機はどれも故障中と書いてある。本屋で地図を探すも激高。るるぶインヴァネス版なんてないもんね。
とりあえずショッピングモールを堪能し、H&Mで念願のパンツ三枚組800円くらい。そのあと個人商店Far Fetchedを探すことに。確かビクトリアン何とかのすぐ隣って。おお、ビクトリアン・マーケットとあるぞ。何だここは。バタくさいアメ横?古めかしすぎる。出たり入ったりして周りの道をチェックしまくり、やっと見つけた目当ての店。むげん堂のようでした。来店記念にラマ僧チックな巻きスカートを購入、1500円くらい。ちょっと高かった。
さて驚いたのが古着屋さんの充実ぶり。店が多すぎて、この日のようにショッピングに集中する日でないと回れない。日本の古着屋さんのイメージとはほど遠く、洋服はキレイでディスプレイもサイズ別はもちろん、色別にまで並んでいる店が多い。小物や本もぎっしり。老いも若きもチャリティショップを楽しんでいます。ウッドストック風Tシャツをゲット。200円くらい。
ちょっとびっくりしたのはあるチャリティショップに入ったらなんだかBGMがうるさい。プレスリーの曲なんだけど、まるで素人ががなり立てているよう。よく見たら私と同じくらいの背丈の男性がプレスリーの扮装でレジ横で歌っているのです。周りの人は彼がいないかのように品物を見ている。一人だけ拍手してた。ユルい。何かがユルい。あの人が店長だったかどうかはわかりません。
最後にマークス&スペンサーという、ちょっといいヨーカドーみたいな所に行って、ものすごくいいかげんにブラを選んだら、サイズがまるで合いませんでした。交換のためにまた行かなきゃ!

2011年5月30日月曜日

笑いヨガ Laughter Yoga

木曜午後はいつもワーキンググループ全員で何かしらワークショップを受けるのです。
毎週、違う人が来て半日かけて何かを教えてくれます。
これが当たり外れがあり過ぎて。だいたい外れの方が多いけど。
英語のコースで先生だった人が来て「あなたのパーフェクトな一日を想像して書いてみましょう」とか言われた時は途中で逃げ出しましたが、他は真面目に受けています。

さて先週は「笑いヨガ」Laughter Yoga のワークショップでした。
笑いヨガだけの宿泊プログラム二週間が進行中で、そのメンバー10人ほどが合流。私らのグループは14人。昔の武田鉄矢のヘアスタイルの女性が講師でした。
まず一人ずつ名前を言ったら皆で爆笑するエクササイズからスタート。
「My name is Mark!」ワーッハッハッハ!!
とにかくこれにハマっているメンバーの笑いがすごくて、つられて笑ううちに五人目くらいから本当におかしくて笑っていました。これが一番自然だったかな。
あとは。
部屋を歩き回ってアイコンタクトをしながら爆笑しましょう。
顔をくしゃくしゃにしながら小人の言葉でギャグを言い、皆を笑わせる。
立って腕を挙げながら大きく息を吸って、吐く時に膝を叩いて前に進みながら笑いましょう。
笑いクリームを顔に塗るジェスチャーをしながら爆笑しましょう。
仮面をつけたら爆笑し、ずらして無表情。
シャボン玉を吹いて、消えるまで爆笑しましょう。

他にもエクササイズや呼吸法がありましたが、決め言葉があって
「Very,Good,Very,Good,Yeah!!」ってんですけど一拍子で「グ」が高い音。
何かというとこれを言わされるのが疲れました。

最後にやったのが、縦に並んで床に座り、足の間に前の人のお尻がくるようにして、ボート漕ぎの要領で三回漕いだら、四回目に全員で後ろに倒れて大爆笑する。これは面白かったです。後ろの人の腹がポヨンポヨンしてる上で自分も笑うわけです。

翌日、一番のゲラ子なイギリス女性が「強制されて笑うのはちょっとね」と言ってたのと、感情的なアメリカ女性でこういうのを嫌がりそうな人が、来月のワークショップに申し込んだことが印象的でした。

2011年5月27日金曜日

ボールルーム The Ballroom

もとは社交ダンスのための部屋ですが、エクササイズ系のワークショップはだいたいここで行われます。
床張りなのはここだけなので、空手を披露する前の数日間はコソ練をしておりまして、ドタバタうるさいので覗かれたりしました。ひとりぼっち空手ってアローン。

2011年5月23日月曜日

物には名前. Everything has its own name

とにかく全ての物に名前がついています。ダイニングを手伝ったことがある人は、食洗機の名前がレオナルドだと知っていて「私、レオナルド大好き!」「でもレオナルドは男に人気がある」としゃべっていたら、ドイツのギャルが神妙な顔で「レオナルドって誰?」と聞いたので一同大爆笑。

この全自動洗濯機。左がタイタニア、右がオベロン。顔こわいですオベロン。

「僕、パピロンで〜す!」ちょっとブリっ子ですね。もちろん別の掃除機は違う名前。ちなみにこの顔は元から商品についているようです。何を考えているのか。

2011年5月20日金曜日

サンクチュアリの前

直訳すると「聖地」、瞑想するためのスペースです。写真はサンクチュアリへ入る前のスペースで、ここがサンクチュアリなのではありません。一枚目が階段の踊り場(広い)から撮影したもの。ドアを開けると二枚目の写真、左の扉がサンクチュアリ、右がサウナのある棟へと続きます。間違えたら大変ですね。
サンクチュアリの中ももちろん素敵なのですが私はこの靴を脱ぐためのスペースが大好き。色が好き。